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2009年3月23日 (月)

偽善的アーティストとチケット流通市場

リンク: 偽善的アーティストとチケット流通市場

Reznorは、チケット再販ビジネスを抹殺したいと思っており、これは実に高貴でファンは喜ぶに違いない。しかし、稀少な物のあるところには必ず市場価格が形成され、それを避ける方法はないという事実に彼は触れていない。チケット再販に法的物流的な制約を加えることは、人々が別の形で支払うことを意味している。大ていは列に並ぶという形で。つまり、自分の時間の価値を低く考える人たちが、待つために時間を費やしていることになる。

一般に、延々と待っていられる人たちに資産を与えることは、資源配分の方法として効率がよくない。ただし、一部のアーティストにとっては意味がある。チケット価格に太刀打ちできない若いコアなファンたちに報いるために。

よって、アーティストたちはそんなファンたちをハッピーでいさせるために、チケット流通市場に文句を言う。その流通市場から、自分たちが直接間接に恩恵を受けているにもかかわらず。


音楽興行のチケット流通の仕組みは、他の業界と比較してもかなり遅れている。時間というコストをかけることを、もっと単純な資源配分のプロセス、つまり価格の傾斜化をおこなうことで置き換えることができないか。

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